9日、3ヶ月半の入院性格を終え、母が退院した。
後遺症で、日に日に物忘れをするようになった母。
でも、退院日が決まると俄然元気になって、いつが退院?と毎日聞いてくる。
母ははしゃぎ、私は日に日に元気をなくした(汗)。
介護は父のときに経験しているけれど、サポートの立場だったし、充分に仕事はできた。
これからは、毎日の家事が主となる。
特に、食事作りが大変。と言いながら、早速、母と外食へ(笑)
大ケンカの後だ。というのも、私が寝ている間に、母が居間の電灯がひとつ切れていたのが気になり、
椅子の上に上がって落ちちゃった!というのだ。
最初、冗談だと思った。見ると、肘をケガしている。もう…頭に血が上った。
怒っちゃいけないと思っても、私の口から出てくる言葉は母をののしる言葉。
止まらないのだ。「何のために3ヶ月半も入院していたんよ!
一番してはいけないことをしたんだよ。24時間、お母さんを見ていろと言うの?!」
情けなくて情けなくて、
「こんなケンカばかりして、そのうち娘を憎たらしいと思うようになるね…」と言うと
「どんなことを言われても、わたしはメグミが可愛いけどね」とあっけらかんと言うので、力が抜けた(笑)。
ケンカにも疲れたし、今日は夕方までお客さんだから、外食にしようね、と言うと、
わ!うれしい〜!と母。
お客様を見送って母屋に急いで帰ると、ちゃんとお化粧して待っていたからびっくりした。
久しぶりにお化粧した母を、綺麗だ、と思った。
母の顔を見ながら…どうみても、この前まで入院していたように見えないし、
どうみても、ちゃんとした老女に見えるよねえ、と思ったら可笑しくなった。
きっと、これから少しずつ快復してくると思う。
外食はけっこうごちそうだったけれど、帰る道々、「手料理がやっぱりいい」と言うのだ。
明日はお味噌汁と…お刺身にしようかな?鮎を焼いてみようか。
(ノドグロがお盆前まで浜田漁港から入らないというのが一番困る。)
鮎は何分くらい焼くのが一番おいしいのだろうか。みんな、「適当」と答えるから困る。
ブロッコリーとかでも一番おいしい「ゆで時間」があるはず。だからめんどくさくなるんだと思うけど。