雪ごもり。
何年前だろう。テツと買い物に出かけ、途中で前方が全く見えなくなるほどの大雪が降ってあっという間に道路に雪がつもり、当時は携帯も無く「助けて〜」も言えず、普段なら10分で帰られる山道を1時間半かけて、つるつる滑りながら帰った。対向車が来ると、どうなったか分からない状態だった。テツも隣でずっと息を止めていたように思う。それ以来、トラウマで、少しでも雪が降ると、怖くて車の運転が出来ない。たとえ、スノータイヤを装備していても同じだと思う。そんなわけで、ここ数日は雪ごもり。

松江や安来などの大変さからみると、こちらはそんなに積もっていないけれど、久しぶりに「つらら」を見た。外の様子を見に出ただけで、全身が凍る。従姉妹が暮らす奥多摩はマイナス7度だとか。どういう感じなんだろう?マイナス7度は経験無いなあ…。

以前暮らしていた所沢というところも、山陰以上に冷え込むところ。
机の上に置いておいたお茶が凍っていたこともある。
大雪と言えば、昔、池袋で仕事の打ち合わせを終え、所沢に帰る途中、
大雪で電車が止まってしまった。駅は所沢。私が降りる駅は新所沢。
みんながすごい勢いで走っているので、何だろう?と思ってみんなの後をついていくと、そこはタクシー乗り場だった。すでに、50メートルくらいの長さの行列ができていた。新所沢まで歩いても知れているだろうと思い、歩き始めたのだけど、二駅の距離は、予想以上に長く、そのうち、凍えて来た。ほっぺたが痛くなり、鼻も口も感覚が無くなってきて、まだ着かないかまだ着かないかと思っているうちに涙が出てきた。あの時、マイナス何度かになっていたと思う。歩くこと、2時間?途中、道に迷いもしたから。

そうかと思えば、石見地方に記録的な大雪が降った日、会社から帰れなくなった父が、浜田市のビジネスホテルに泊まり、そこで、よりによって、心臓発作を起こした。母とタクシーに乗れる九号線まで、腰まで雪に埋もれながら歩いて山を下り、そして迎えに行った父を、帰りは両脇を抱えて雪道を歩いた。

雪にはそういう思いがあり、大雪が降るとろくなことを思い出さない。
だけど、薪ストーブの炎を見ていると、苦い雪の思い出も少し和らいでくる。そばには智ちゃんが誕生日に贈ってくれた花。それと一緒に、智ちゃんは、契約していないと見られないLUNA SEA(河村隆一)の神戸での大晦日カウントダウンコンサートの中継を録画したものを贈ってくれた。なんと、録画時間3時間以上。さぞや大変だったと思う。早く見たいなとソワソワしながらも、なかなか見られなかったのだけど。この雪ごもりの中、今夜は至福の時を過ごせそう。やっと見ます。ありがとう、智ちゃん♪