久しぶりの雨。庭の木々が色鮮やかになって生き生きとした。遅ればせのチューリップが合唱隊のように並んで咲いていて、かわいいな。うちは、地産地消というか、なるべく買物は地元で〜をモットーにしているけれど、チューリップの球根を買いそびれて、はじめてインターネットで購入した。

年が明けてから植えたので、咲いてくれるかな?と心配していたけれど、無事に咲いた。牡丹桜のピンクと、ヤマブキの黄色が雨上がりに映えて、眩しい。ふと見ると、玄関に、絵のファンでいてくださる横田さんから頂いたわすれな草が咲いていた。わすれな草は大好きな花で、それは、雨とよく似合う。昔、鎌倉を旅した時、お寺の庭のかたすみにひっそりと咲いていた。雨上がりの庭に、息を飲むほどの美しい青色を放っていたわすれな草。思い出の花をありがとう、横田さん。しばらく見とれていた。

今年も院展が開催された。私は初日に行き、数日後、詩吟の濱村先生ご夫妻、お弟子さんの三浦さん、正蓮寺の若坊守さんと待ち合わせで、母と一緒にもう一回行った。絵を見た後で、お茶を飲みながら長話をした。「お陰でいい時間を過ごせました」と言われて、私は美術館の者じゃないのに(笑)嬉しかった。見事な山桜を見ながら、美術館に着いて、めったに見ることが出来ない絵を見て、こうしてお茶を飲めて幸せ〜と言う声が聞こえてきた。中には「今井館長の笑顔を見るために来ているのよ」とも。ほんと、毎日、朝から夕方まで休憩を取らずにお客様の接待。そんな「美術館の館長」て他にいます?

その館長さんからのお誘いで、12日は川本町の悠邑ふるさと会館小ホールで開催されるジャズのスペシャルライブを聴きに行ってきた。学芸員の月森さんのおすすめライブだった。館長さん、月森さん、私の三人でのお出かけはすごく久しぶり。「ハクエイ・キム(ピアニスト)TOKU(トランぺッター、ボーカル)市原ひかり(トランペッター)スペシャルライブ」ということで。
川本町は音楽の町というだけあって、会館はモダンな大きな建物。「そもそも小ホールも作られている事自体オシャレよね。都会から来たアーティストたちは、田舎町に突然こんな建物が出現するのだからたまげるだろうねえ〜」などと話しながら会場に着いた。その小ホールがまたオシャレで、天井から半円形の真ちゅうで作られたようなライトがいくつもぶら下がっていて、柔らかな照明で演出されていた。タバコの煙こそないけれど、妖しげな雰囲気のライブ会場は、ここ10年くらい行ったことがない。なんだか懐かしい気分だった。月森さんによると、月森さんはTOKUさんのファンでCDは全部持っているそう。ジャズ界では知らない人はいないそうだ。館長さんと私は、ふ〜ん、へぇ〜とそればかり。ライブはとても良かった。聴き心地が良く、クールで静か。それでいて凄みのある演奏で、カッコいいと思った。
こちら→http://www.hakuei-piano.com/
久しぶりに仕事を忘れた夜だった。

さあ、明日もまたがんばりましょう〜!はい〜!!
元気よく別れた。