小学校の関係者の方から電話があった。教頭先生の定年退職の記念に私の絵を送りたいというお話だった。長年のお勤めに対する記念の品として私の絵を考えて下さるなんて本当に嬉しい。最近、介護施設や養護施設、学校など、退職する方への絵、あるいは退職する方々が記念にその職場に私の絵をプレゼントしたいというお話を頂いている。

いずれも当日まで内緒。というわけでここでは詳しく話せないけれど、嬉しい分だけ責任も重い。とにかく頑張ろうと思う。

その電話の相手の方と話が盛り上がった。なんでも福光海岸に新しくイタリア料理店がオープンしたとか。へ〜、どのあたりですか?と場所をすぐさま聞いてみた。

何しろ私は朝晩が逆転しているせいで情報というものに極端に疎い。友達も『メグさんは昼間が無理だもんねえ』といってめったなことで誘ってくれないし。(いえいえ、恨みごとを言うつもりはないですよ〜。)

母に『今からそのレストランに行ってみる?』と誘った。うん、行く行く!と
たちまち合意。
着いてみるとそこは海の真ん前。あら、いい場所に出来たねえ、と言いながら小洒落たインテリアで統一されたお店の中へ。

海ではサーフィンをしている若者。真正面の夕日が目が開けられないほどに眩しい。逆光に照らされる彼らのシルエットが何だか絵のよう。
日本海に面している島根県とはいえ、ここまで水平線を横長に感じ、海が迫って来る眺めを持つ場所はあるようでなかったかもしれない。
肝心な食事だけれど、漁師さんから直に分けてもらうというお魚だけあって新鮮そのもの。スパゲティーも美味しかった。

近々友達と食事会をしようと約束をしている。ここならみんな喜ぶだろうと思った。今井館長さんも月森さんも所沢の智ちゃんも、松江の少子化スタッフの人も、加藤さんも黒田さんも柏村のスタッフの方達とも、そうそうお菓子教室の仲間の人達とも一緒に来ようかな。
母が、レストランのオーナーに色々と質問をしていた。何でもスタッフはみんな千葉県の人だそうだ。サーフィンが好きで島根にやってきて、ここを見つけて、こんなに素晴らしいところはないと思い、ここで暮らすことを決意したそうだ。

母が『こんな年寄りを連れてきてくれて嬉しいな〜』と言った。
『夕方6時を過ぎていきなり誘える相手が他にはいないもんね』と私は内心思ったけど、機嫌のいい母には、はい、たまにはね、と言っておいた。
7時。夕日が最高の色を放つ。雨が何週間ぶりに止んだ日。久しぶりの外食だった。

(写真はカメラを忘れ、携帯電話で写したものを智子の携帯に添付。それをパソコンに添付してくれたものを使用。智ちゃん、ありがとう)