もう明るくなった。朝5時。今日も暑くなりそう。
50号の絵の下絵描きがやっと終わった。絵を描くのは大好きと言っても、色づけに入るまでの準備工程は難行には違いなく…。今度の絵は、老人ホーム「白寿苑」を定年退職された二人の女性が費用を出し合って私の絵を購入され、それを白寿苑に寄贈するというもの。お二人の気持に精一杯応えたいと懸命だけれど、準備に時間がかかった。でも色づけまでもうすぐだ。うれしい〜。

白寿苑の夏祭りの写真を参考資料にと預かっていたので一枚一枚眺めていた。あれ?この後ろ姿、私じゃない?さらに眺めていたら、写真の端っこに小さく両親の姿が!

そうか…。
両親と私の3人で祖母がお世話になっていた白寿苑の夏祭りに行った日の写真が今、私の手にあるのだ。父と母が楽しそうに話をしている。
思いがけない写真に思わず泣けてきた。
あの日の幸せな瞬間がいきなり飛び込んできたんだもの。
幸せだったんだね…。父の介護をしながらでも、祖母もまだ元気で、父も母も私もみんな笑っている。その時は大変だと思っていても幸せのど真ん中にいたのだ。後で母にも見せてあげよう。

テーブルに朝の光が強く差し込んできた。テーブルの上だけでも涼しそうにしようと、花器をガラスの器に変えて、そのまわりもガラスの置物を並べてみた。ガラスのカエルさんも水に浮かんで涼しそう。なかなかいいじゃん!と自画自賛。一瞬の喜び。こういうところにもささやかな幸せがある。

この前、デザイナーの室濱さんのお宅にお邪魔した。薪ストーブを買う事にしたお寺のご家族が、薪ストーブを長年使っている室濱さんに話を聞きたいということで、私が案内役になった。と言っても私も初めての訪問だ。石見町の里山にロッジ風に建っている家だと聞いていた。
庭のデッキは枕木が並べてあり、その横に山ほどの薪がところ狭しと並べられていた。ずいぶん沢山に見えても、一冬分の薪だというので驚いた。
小高いところにあるので、眺めも抜群。空気もいいし、木を縦に切ったむくのテーブルもいいし、何よりも薪ストーブ。やっぱりあったかそうだし、お洒落だし、いいな。ギターも置いてあり、家族の団らんが想像出来る。大きな木のテーブルも薪も自身の力仕事で得ているところがなおさら素晴らしい。
薪ストーブの煙突はまっすぐ上に延びて屋根に突き抜けた方が効率がいいのだそうだ。薪の調達の方法も説明していた。『良かった!いい話が聞けて。』とみんな喜び、喜びついでに石見町名物のソフトクリームを食べて帰る事にした。
みんな、すごい笑顔で、楽しい一日だった。
私も薪ストーブ使う事にしようかな、と思ったけど、あのすごい数の薪を見たとたんにあきらめた。男手が無いもの。これが私のネックなんだなあ〜。
さて、オリンピックが始まり、生活リズムが狂いだした。でも4年に1度だもんね。がんばれニッポン!