夜中は本当に寒くなってきたけれど、最近は童画展のため早起きする日が多くて、薪を焚く日が少ない。
4日は地元の津宮小学校へ。

午後からの授業で少しお話をすることになっていたけれど、急きょ、その前に「人麻呂とよさみ姫」の絵本を全校生徒の前で読み語りをすることになった。さあ、大変!よさみ姫が花を摘みながら歌う場面もあり。今井美術館で、館長さんの前で歌の練習をしていたら、館長さんが横で「こんな風に歌ったら?」とさらさらっと歌われた。え?空耳?えらく上手い!「上手いですね〜、館長さん。今のメロディー、もう一回歌ってください!」と指導を仰ぐ。「2節めは、最後音程を上げて終われば?」って。はい、わかりましたと言ってその通りに練習する。元、フォークソングクラブのワタクシ。館長さんより上手いはずなのに、おかしいわぁ〜。

で、いよいよ、津宮小学校での本番。ドキドキしながらその場面にさしかかる。

♪ひとつ摘みましょ おきな草 ふたつ摘みましょ すみれ草〜♪

お、何とか歌えた、とホッ。無事に読み聞かせが終わり、校長室に入ると、田中校長先生が「いやあ〜、あの歌が良かった!あれで一気によさみ姫の世界に入ったよ」とまあ、誉めてくれること!他の先生も「歌がすごく良かった」とおっしゃる。やりましたよ、館長さん。ご指導、ありがとうございました。その田中校長先生は、私と同級生。今まで彼が赴任した学校に私は必ず講演で行っている。私、田中康夫校長の追っかけ?同級生だからひいきするわけではなくて、彼は「これはいいことだな」と思えば、すぐに実行する。学校に赤ちゃんが登校し、生徒たちが面倒を見るという「赤ちゃん登校日」と言う試みも田中校長先生がいち早く受け入れた。一方、近所の幼稚園から招待され、、ギター片手に歌ってきたり、ミュージカルにも出演するエンターテイナーでもあり。
「めぐさん、今度読み聞かせをする時はバックに音楽を入れたら絶対に更によくなるよ」と言われた。えへへ〜、やってみよっかな?
夕方担任の先生から電話が入った。「今度の学芸会に佐々木さんを呼ぼうって生徒たちが言っています」と。また…もしかして…歌うの?

今週9日は、田中校長先生の奥さんが先生をしておられる江津中学校へ。それ、私の母校でもあるけど。9日が終われば気持が少し落ち着くと思う。

童画展、あっという間に11月となり。早過ぎる!

会場が急に同窓会みたいになったり、ひたすら絵を描いている子どもがいたり、面白い。ちゃんと感想を書いてくれている子どもも多いので、ノートを見るのが楽しみ〜。


松江からは山陰中央新報社の高尾さんが来てくださった。取材をしてくださり、数日後、「明窓」に記事が載った。重要なコラムの欄で、まさかそんなところに記事が載るとは想像もしなかったので、掲載当日は周辺が騒ぎになった。
本当に感謝…以外、言葉が見つかりません。

 

 

 

そして嬉しかった出会いがひとつ。山口県からいらしてくださったご夫婦。ご主人が、約10年前に私の絵を初めて見たということ。私の絵に心を救われて以来、ずっとファンで童画展には毎回来てくださっているそうだ。「会えるなんて幸運です」とおっしゃったけれど、私の方が幸運だった。10年間、そんな人がいてくださったことを知らなかったのだから。「お会い出来て私の方が幸せです」と言った。

それから、ついこの前は、閉館ぎりぎりに「よしとさんとひうた」さんのお二人が、調度江津でライブがあったということで、顔を出してくださる。いつも突然で〜(笑)。突然のわりには、ちゃんと会えるから、やはりご縁があるのでしょう〜。夢を持って、志を持って歩いておられる二人。まぶしいお二人。会場で話が弾んだ。「いつか、なにかの形でご一緒したいですね」という話になった。是非実現出来たらいいな〜と思う。

普段は黙って絵を描いている生活。急に人と話す機会が多くなり、ここのところずっと声が枯れている。でも、幸せな声枯れだ…。

自称?「サポーター」のうちの母。今日も元気に頑張ってくれています!