山桃がいっぱい!
可愛い実がたくさんついているので、その下にシートを引いた。実が落ちたらそれで山桃酒を作ろうというわけ。ところがさして落ちてこない。赤く熟した実を口に入れるとこめかみが痛くなるほど酸っぱい酸っぱい!でも、だれ〜もお酒は飲めないのに、何故か山桃酒をつくるのだけど、これを使ってシフォンケーキを作ったら絶対に美味しいと思う。

畑の先では前に頂いた黄色のコスモスの種が落ちていたみたいでちゃ〜んと綺麗な花を咲かせていた。

畑ではキュウリとカボチャが!早速食卓にのぼった。新鮮で美味しかった。もうすぐ茄子が食べ頃になる。お漬け物が楽しみ!

親戚の久朋君の母親が旅立った。数年前に父親が倒れ、続いて母親の発病。家族で協力し合いながら自宅介護。ここ数ヶ月は毎晩、久朋君が母親に寄り添って寝ていたそうだ。病状は痛みが伴い辛いものだったけれど、あたたかい家族に囲まれ、おばちゃんは幸せだったと思う。妻の和恵さんの頑張りには本当に頭が下がった。久朋君は自宅の庭が大好きだった母親のために自宅での葬儀を選んだ。彼は弟のような存在だから、50歳になっていても、三人の子どもの父親でも、イメージは子どもの時のままなのだ。その彼が立派に母親を送った。がっくりと肩を落としている父親の様子にも気を配りながら。ああ、いつの間にあんなに立派な男になったんだろう。私の父の葬儀のときも彼は大きな力になってくれたのだけれど、男の子はやっぱり頼もしいと改めて思う。

「めぐさん、おばちゃんにもう少し優しくしてあげてよ」と久朋君が言う。
「めぐさんは気が強いよねえ」「うんうん、そうなんよ!」「おばちゃん、かわいいから大好きなんよ、ボク。おばちゃんのときはメグさんの次に泣いてあげるけえね」「うん。ありがとう。でもメグミは私が死んでも泣かんと思うよ」

まあ、好き勝手なことを言ってからに。
だいたい、世の中の男はみ〜んなマザコン。母親の男の子への愛情も尋常ではない。母と娘の関係は違うんだな〜。同士みたいなものよ。普段の生活では頼りになるのは娘だということに気がつかないかしらね。

東京から従兄弟の久典兄さんが帰り、久朋君と一緒にお酒を飲んだ後は、うちに泊まった。久典兄さんと母と私と夜更けまで話が弾んだ。久典兄さんも今年母親を亡くしたばかりだ。思い出話が続いた。

私は、母が80歳過ぎてもまあまあ元気でそばにいてくれることを本当に有難いと思い、心の中ではいつもありがとうと言っている。言葉に出して言わなきゃいけないかなあ?(笑)

さて仕事が脅迫してくる。まだ起きている母親を残してサッサとアトリエに入った。