14日は、院展へ。

考えてみたら、絵を見るということが本当に久しぶり。新鮮で、嬉しかった。
ああ、好きな感じ、と思う絵がいっぱいあって、ウキウキした。
でも、もう一回見に行くことにして、急いで帰って母がいる済生会へ向かった。

待っているから。

済生会の6階はリハビリ病棟。そこから日本海がこっちに迫ってくる感じで見える。
波の方向も日によって変わり、見ていて面白い。なんと言っても、夕日がきれいだ。
ここに、もう少ししたら漁り火が見えるはず。そうなると本当に素敵だろうなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日午後6時半から7時までの間、母と一緒に夕日を見る。
隣のベッドの女性が「今まで忙しくて夕日など見たことがなかったけれど、
病気したお陰でこんなにきれいな夕日を見ることができる」とおっしゃっていた。

ほんと、男女問わず、夕方は大概忙しくて夕日を見るどころじゃないものね。

「黄昏時ね…Aさんが『黄昏時、苦手なの。寂しくて涙が出る』と言っていたのを思い出すわ」と言うと、
母が「夕暮れ時は誰もみんな寂しくなるんよ」と答えた。
うん、理屈じゃなくて、そんなものなのかな…。

私は今のところ、忙しくて、おセンチになっているどころじゃないけど〜。

夜は100号の絵を描いている。まだラフスケッチの段階だけれど、
だいぶん、調子が上がってきた。

智ちゃんが、母に、かわいいケープを編んで送ってくれた。
智ちゃんは長年お母さんの介護をしているから、必要なものがわかるんだ!と感心した。
というのは、暑いような寒いような、わけが分からないこの季節。
パジャマの上に、肩だけ温める小さなケープは今の季節にちょうどいい。ありがとう。

今夜はまた少し冷える。この夜中に久しぶりに母の好物のビーフシチューを作った。
おいしいんだから!