待ち遠しかった春。

ハナモモが咲き、もうすぐ畑の桜が咲くね、と母と話していたのだけれど、
その母が、前ぶれもなく倒れた。幸い、命に別状はなく、入院一週間めだけれど、
昨日、集中治療室から4人部屋に変わり、数日前から食事も出来ている。

神さまが、もう少しお母さんと暮らしてもいいよ、と言って、私のところへ戻してくださった気がする。
小脳からの出血だった。幸い軽く、手術の必要はなくて点滴での治療だけれど、全く…こんなに驚いたことはない。
88歳だから何が起きても不思議はないけれど、実際、こういうことが起きるんだなあと思った。
先週の日曜日、夕方に買い物へ行って帰ると、母が吐いていた。
心細くなって親戚に電話。すぐにかけつけてくれた。
そして、母の意識が遠のいて行く感じがして怖くなって救急車を呼んだ。

自分で言うのはおかしいけれど、私は何でも一人で判断して一人で行動する、
どちらかといえば強い性格だった。でも、最近はすごくうろたえるようになってしまって。
なんか…ずいぶん弱くなった。年のせいかな?

でも、もう遠慮なく、心細い時は甘えている。ごめんね、と言いながら。

病室の母は、「待たせるねえ」とモンクをいい、今着ているパジャマは嫌いだから、
おニューのパジャマに着替えさせてと看護師さんに頼んでほしいといい、
和恵さんが煮てくれた「干し大根」がおいしかったと話すと、
ひとくちでいいから食べたいといい、まあ、要求が多いこと。
さらには「めぐみは夕食を食べに家に帰って、それからまた遊びにおいで」などと言う。
気持ちはわかるけど、丸一日病院にいるのも疲れるから、そそくさと帰るけど(笑)。

花を楽しむはずの春。また忙しいことになった。

でも、まだまだ母と暮らせる春。春風さんにも、ありがとう〜!!