「さくらえのみんわ」が発売開始となった。
そこで、桜江ふるさと民話研究会の最終会議がアトリエで行われた。

(民話研究会のメンバーは、元桜江町町長の佐々木節也さん、桜江町婦人会長の佐々木宏枝さん<佐々木節也さんの奥さま>、元図書館館長の原田ミヤ子さん、今井美術館館長の今井順子さん、そして私との5人 ) 

「いや〜もう、いい絵本が出来て、セイガイイワイ!」という佐々木さんの言葉で始まり、ホッとした。最初の会議で「とにかく楽しくやっていきましょう」と佐々木さんがおっしゃったけれど、その通り、何のトラブルもなく、楽しくすすんだ。

ラフスケッチのとき、悩んでいると、いい資料を探してくださり、佐々木さんからいただいた「河童なんでも入門」というマンガは「ゲゲゲの女房」の水木しげるさんの本だ。なんでも、昔、町長として東奔西走されていた佐々木節也さんが、桜江町に伝わる河童伝説を元に村おこしが出来ないかと、単身水木さんを訪ねられたそうだ。河童だけでは村おこしは難しいということで、その思いはとげられなかったけれど、鳥取の境港でブームになっている前のことだから、佐々木さんは先見の目があるということ。水木しげるさんがご自身の本をプレゼントしてくださろうとした時「いえ、もう読んでいます」と言うと、水木さんがすごく喜んでくださったそうだ。当時,佐々木さんが買われた水木しげるさんのマンガ単行本(昭和58年初版)を今回いただいてしまった。ウレシ〜!

館長さんはと言えば、同じくラフスケッチのとき、「めぐみさん、火焚きスズメに登場するおばあさんが喪服を着ている場面があるでしょう。喪服の色はどうするの?」と聞かれ、驚いた。つまり、私は、絵の中にほとんど黒色を使わないので、喪服は通常黒に決まっているけれど、どうするんだろうと思われたらしく。ああ、そんな細かいところまで私の絵を見ていてくださったのかと驚き、感動した。そんなこんなで、みなさんの力をお借りしながら完成した本。
何だかホッとして、頭がボ〜としている。

会議後は食事会となり、本当に本当に楽しかった。

★☆★お知らせです
火たきスズメは主には今井美術館で販売され、桜江町の風の国、各地書店などでも販売されます。少しづつ広げていきますのでよろしくお願い致します。

それから、昨年発売されたハワイの童話集と、今回の「さくらえのみんわ」の中から、絵を選んで、2011年の絵本カレンダーを発売することになりました。販売は今井美術館で既に始まっています。今年は企業やイベントでの使用が決まり、既に残りわずかになっています。ご希望の方は、今井美術館に早めにご予約してください。発送も致します。