豪雨から一週間。

母屋も床下浸水したので、畳を上げ、乾かし、石灰をまいてもらうことを頼んだり、
とにかく忙しかった。火災保険のことで来てもらったりすると、「大きな家ですね」と言われる。
大きな家で得することは?→ひとつもないですよ。なんぎなんぎ、なんぎなだけ。
「私はこの年まで、この家のことをやってきたのだから、もうめぐみにバトンタッチね」と母はいうけれど、
母には父がいた。祖母には祖父がいたのであり。何から何まで、私がしなければならないこの辛さ。
人にはわからないだろうなと心の中、愚痴だらけ。ふてくされてしまった。

ふてくされながら、少しでも水にぬれたものは全部畑で焼いた。

幸い、絵の原画は全て無事。カレンダー、ポスター、絵本の一部がダメになった。
この際と思い、今まで捨てるのをためらっていたものまで、思い切って捨てた。
捨てないことには整理がつかない。いわゆる断捨離?

ここまで思い切ってものを捨てたのは初めてだった。
なんか心が軽くなった。気持ちがいいな…。
いいじゃない、思い出は全部心の中にあるから。
これからこれから。考えることは明日のこと。
過去にはこだわるまい、と思った。

ただ、お金は必要です。世の中、やっぱりお金次第…と思う。
ほんと、そういうところはどうしたってあるもの。
火災(災害)保険、どれくらい出るかな。うそみたいな額だったら
もうやめるぞ、保険なんか!と思いながら、期待して待っているんだけど(笑)。