天気快晴。暑くもなく寒くもない心地よい日に、高角小学校3年生の7人の可愛らしい女の子たちが、私にインタビューにきた。なんでも、総合学習の『大好き町発見』で、江津の『名人』に聞く、というタイトルらしい。『名人』と言われたのは生まれて初めてのこと。背中がムズムズ。でも、子どもたちが私をよく知っているワケは、高角小学校統合30周年記念の年に、記念作品(60号)を描き、ずっと学校の玄関に飾ってあるので、生徒たちは毎日私の絵を見ているからだ。

たぶん、伝わったと思う。
私の絵に登場する人間、動物、みんな主役で脇役がいないということ。
みんなそれぞれ違うから面白いということ。
『世界でひとつだけの花』の歌のように、それぞれが世界の中のたった一人。そしてみんな地球の仲間だということ。
自分の描き方は自分で探すということ。自分らしさを見つけることの大切さ。
色んな幸せの形があるけれど、自分の好きなことを一個見つけてそれを仕事に出来たら、もしかしたらお金持ちにはなれないかもしれないけれど、幸福感はあるということ。

子どもたちには是非、大好きなことを一個だけ見つけて欲しい。

そろそろ終わりにしましょうと、先生の心配そうな顔を横目に子どもたちの話は終わらない。

ケーキ食べる?
お菓子教室で習ったシフォンケーキを子どもたちに焼いておいたのだ。
ワ〜イ!食べる食べる〜。外で食べよう!
畑のコスモスを見ながらのおやつタイム。子どもながらに気遣ってか?おいしいよと言って食べてくれた。

また来ていい?と彼女たちは何度も言いながら帰っていった。
ちびっ子インタビュアーによって、絵を描いていることがうれしくなった一日だった。ずいぶん得した気分でいる。