9月になり、やっぱり秋の気配で、虫の音がにぎやか〜。
今年は母の入院、退院してからの介護生活。2度の水害。
激動の年だなあと思う。
しんどいことがあまりに続くと、心に余裕がなくなり、
ちょっと突つかれただけで爆発しそうになるときがある。
このまえ、久しぶりに同級生のTちゃんから電話があった。
「めぐちゃん、どうしとる?元気にしとった?水害は大丈夫だった?」
と聞くので、一気に、ああだったこうだった、辛いし、疲れたし、云々と
母の介護のことも含めて一気にまくしたてたら、Tちゃんが
「やっぱり!メグちゃんのこと心配しとったけど、心配しとった通りだったぁ〜」と言って、
え〜んえ〜ん、オイオイと泣き出した。
「ごめん、正直に話し過ぎたね」と言いながら、その泣き方がまるで子どものようで、つられて泣いてしまった。
それでもう不思議なくらい気持ちがすっきりしたのだった。
そんなに頻繁に連絡を取るわけじゃないけど、辛いときに一緒に泣いてくれる。
私にはそんな友が何人かいる。年が同じ、あるいは近いということで思いっきり正直に心情を吐露することが出来る。
「そうそう、わかる」と言ってもらうだけで、気が済むのだから。
私がいかにあまちゃんだったかということ。人生は思いがけないことが起きる。
思いがけないことをひとつひとつ乗り越えて行くことが大事なんだなあとつくづく思う。
少し仕事をするひととき。ここで、少し「自分」を取り戻す。