夜はまだ暖房を離せないけれど、昼間はやっとコート無しで歩けるようになった。朝、畑や庭を一回りする気持にもなってきた。暖冬とはいえ結構寒かったなと思う。ここが山の中だからかな?
庭もチューリップやらバラが色を添えて楽しくなってきたので、母は一日中殆ど庭に出て、草むしりだ。
いつもの春。母と二人の生活に春は優しさを届けてくれている。

8日は松江のカラコロ工房で『カラコロこっころキッズカード』が発行され、そのオープニング式に参加してきた。それは毎月第二日曜日をこっころサンデーとして、カラコロ広場を子どもたちに解放。こっころキッズカードに子どもがそれに参加する度にスタンプを押してもらい、スタンプがいっぱいになったら何かプレゼントがもらえるという仕組みだそうだ。こっころカードやプレママカードを大人たちが持っていて、子供達だってそんなカードが欲しかろうにという発想で思いつかれたそうだけれど、私の絵のカードを首からぶら下げている子供達の姿。童画家としてはそりゃ最高に嬉しかった。

その日、黒田さんと中学生の彩香ちゃんと一緒に松江城にも行ってきた。
何十年ぶり?松江城の桜を見るなんて。きれいだった〜!

 

 

 

 

 

一方、こっころカンパニーという制度も発足し、それは子育て支援に協力する会社ということで、子育て中のお母さんが職場で働きやすいように協力するなど色々な工夫があるそうだ。

 

 

 

 

そういえば、この頃『江戸しぐさ』という文章の挿絵を描いていて、二ヶ月に一度その文章が送られてくるけれど、そのたびに江戸文化に感心してつい読みふけってしまう。
江戸時代はお金があるないではなくて、どれだけ人を思いやることが出来るか、その心の持ちようが一番の評価になる文化だったらしい。

1.人を見たら仏の化身だと思え
2.時間泥棒をしてはいけない(無断で人の時間を奪ってはいけない)
3.初対面の人に身分や経歴を聞いてはいけない(人を身分で判断ししてはいけない)など印象に残る。

さらに『傘かしげ』という言葉だ。雨の中、狭い道ですれ違う時、相手を濡らしてはいけないとお互いに傘を外側に傾ける配慮で、それは本当に美しいしぐさだと思う。
そんな大人達がみんなで協力して子供を宝物にして可愛がったことも江戸の代表的文化。人の子も自分の子も同じように可愛がり躾けたそうだけれど、子育て支援でいろんな団体、いろんな企業が動き出した姿を見て、江戸時代のそれを思い出した。ほんの少しだけど、ちょっと似ているような気もして。
思えば子供の頃、近所のおじちゃんおばちゃん達と言葉を交わさない日なんてなかったなぁと思うのだけど。

少しづつ何かが変わっていくといいなと思う。