あぁ、目がショボショボ。
故郷をテーマに描いたオリジナルカレンダー(今井美術館にて制作販売)の最終本刷りに立ち会ってきた。何しろ私の絵の印刷は難しい。どういうわけで難しいかを何十回も聞いてきたけれど、未だにその理由を正確に人に説明する事が出来ない。たぶん、絵が細かいことと、色を混ぜて複雑な色を好んで作っていること。ピンクを多用しているため、特色刷りでなければ困ること。その3つが主な理由だろう。そんなわけで東京の太陽信金(旧)のカレンダーの絵を描いていた頃も、その14年間、私への画料を削ってもらってもいいから納得のいく色を出して下さいと言って粘りに粘ったものだ。

頑張って下さいという意味。これをソデノシタと言うのかな?
絵のデーターの方を調整。印刷する紙をコート紙に変更したことで、見違えるほどいい仕上がりになった。童画集『みんな大好き!』を印刷した時もそうだったけれど、最後の最後までハラハラさせられ、本当に最後の最後に都会の大手美術印刷会社も舌を巻くような仕上げをして下さる。今回もそのパターンだった。心臓が鍛えられる〜!

ホッとした。早速今井美術館の今井館長さんにメールで報告した。難しさ故に期日を大幅にオーバー。辛抱強く待って下さった館長さんに感謝の気持ちでいっぱい。

ホッとしたとたんにノドが痛くなってきた。いつもそう。ホッとすると体調が崩れる。のどあめ。生姜湯、塩水でのうがい。ありとあらゆることを試みているけれど、どうかなぁ〜?

それにしても最後は人間!どんなにコンピューター万能時代でも、最後は人間の手によって、人間の経験によって事が成されるというところが嬉しいな、と思う。

今朝、裏の土手に咲いていたカワラナデシコとほおずきを、母がアトリエにどうぞと持ってきてくれた。ナデシコはお気に入りのガラスの花瓶に、ほおずきは父と鎌倉を旅行した時に買ってくれた鎌倉彫のお盆に置いてみた。今夜、ナデシコとほおずきが『よかったねぇ』と言ってくれたように感じて一人喜んだ。

毎年、見慣れた花がいつも通りに咲いてくれるという事がすごく嬉しい。
石見のターシャ・テューダーを目指す?うちの母さん。昨日、『お庭、見せてもらいに来たんよ』と言って母の来客数人有り。母、嬉しそうに一時間近く立ち話をしていた。よかったね、母さん!