メイト社「ジュニアメイト12月号」に私の絵が載っている。「ちいさなまほうつかい るる」と言うタイトルのしかけ絵本。つい先日、メイト社から贈呈本が送ってきたけれど、まあ〜かわいい!といって今井美術館の今井館長さんが100冊も買って、江津の各幼稚園に寄贈してくださった。

こんなことをしてくださる美術館の館長はどこを探してもいないと思う。ことあるごとに、どうすれば子どもたちが喜ぶか、どうすれば地域の役に立つかということを考えておられる館長さんの姿に頭が下がる思いだ。特に「子どもたちの未来」ということについてはよく口にされる。館長さんが母親に一番感謝していることは、何は無くても絵本や童話をたくさんそばに置いてくださっていたことだそうだ。夢があり、温かくて美しい。そういう絵本や童話の記憶が大人になったときに、どれだけ役に立つかということを良くおっしゃっている。全国のどの美術館も余裕のある運営をしているところなど全く無い。そんな中でも美術館の役割として今出来ることを精一杯やっていこうという館長さんの姿勢はゆらがない。

恩師の有賀先生は現在、相模女子大学で「子ども教育学科」の特任教授をしておられる。主には保育士を育てるという教室だけれど、有賀先生の手にかかれば感性豊かな保育士がたくさん誕生するはず。精力的な創作活動を続けながらも、決して大学教授という仕事を「片手間」にすることを許さない人だ。本来のアーティストとしての時間が削られることにきっとジレンマがあると思うけれど、それでもやはり「子どもたちの未来のために」全身全霊で頑張っておられる姿が目に浮かんでしまう。

私自身も創作者の端くれ。私の力など微々たるものだけれど、それでもこんな暗い世の中だからこそ、より楽しい絵を描きたい、さらに夢のある絵を描きたいと思う。それが私に出来る唯一のことだと改めて思った。

こうして刺激を受けてやっと真面目になるから駄目なのかな、私?
いえ、どちらかと言えば、ひたむきタイプな性格だろうと自分では思っているけれど、「ちょっと休憩」が多過ぎる、ということで♪

ここでお知らせ。
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