また雨。やっと晴れた〜と思うとまた雨というこの頃。

数日前のお天気がいい朝、テツのハナミズキが咲いていないかなあと思って裏山に行ったけれど花はまだだった。でもつぼみがついていたから安心した。

山桜が咲いて、そこから見おろす私のアトリエ。畑には杏の花が可愛く咲いていて、チューリップも!お天気がいいとやっぱりいいな〜。その春の景色を見てから寝るんだもんね。もったいない!

ここのところ、一気に絵を描いているので、どこへも出かけていない。このブログ、楽しくないでしょう?真面目くさっているし、決まったテーマがあるわけではないし、絵は出版なり、発表される前にこのブログに載せるわけにいかないし、でもこんなブログでも見てくださってありがとうございます(ペコン)。

ラフスケッチを描いている時はそうでもないけれど、色づけに入ると、頭が冴えると言うか、のぼせていると言うか、とにかく寝付きが悪くて、睡眠時間が4時間くらいしかとれない日が続く。ところがある日、「まどみちお詩集」(ゾウさんゾウさんおはながながいのね、の詩で知られている)を読んでいたら、心が落ち着いた。そして、ぐっすりと眠れた。それ以降、就寝時には必ずまどみちおさんの詩集を読むことにしている。

ことり

そらのしずく? 
うたのつぼみ?
目でならさわっていい?(まどみちお詩集より)

目でならさわっていい?何という素敵な表現だろう。アリ一匹でも毛虫一匹でもまどさんの言葉の魔法でそれは地球のおへそや宇宙と結びついてしまう。すべてが宇宙のこどもたちなのだ。たとえばビー玉といった「物体」にも命が、心が吹き込まれる。詩を読んだ後、目を閉じると、私もここに生きている、すごいなと思う。

もうひとつ、好きな詩。

チョウチョウ

こころなら
こんなにきれいなの
そういって
でてくるのかしら
もじゃもじゃけむしから
いつもチョウチョウは(まどみちお詩集より)

何となくユーモラスで絵を描きたくなるような大好きな詩。
話がガクッと来るかもしれないけれど、まどみちおさんのマネをして、半分野良猫のチコちゃんに「目でならさわっていい?」と心の中で話しかけたら、チコはゆっくりと瞬きをしたのだ。やっと通じたかもしれない、チコと、心が。

神さまからのプレゼントの中で最高のものが「想像する力」だと思う。

豊かに想像することが出来たなら、限りないやさしさですべてを感じることが出来たなら、宇宙にまで行かなくても、何も持たなくても幸福でいられる。そんなことを感じさせてくれる「まどみちお詩集」。今、私の宝物。