白寿園への絵がほぼ仕上がった。ほぼというのは、こうしてアトリエにおいている間には必ず直したくなるところが見つかるから。この、寝かせるという時間が案外大切なのでして…。な〜んて、ちょっぴり口実。依頼者の湊さんと佐々木さんが仕上がりを今か今かと待って下さっている。このまえ、額装を「オフホワイト色の額縁にしてほしい」と依頼したら、それが特注扱いということになってしまい、額縁の届けが12月5日だとか。調度1ヶ月かかる。

「思いがけなく降ってきた口実」を正直な心がちょっと喜んだりして!!その間に絵を撮影しておいてもらったり、湊さんと佐々木さんに絵を見に来て頂いたり、絵が出発するまでのこの時間が私にとって一番幸せな時なんだと思う。いつもよりその時間が少し延びた。しばらくしたらまた手を加えたりするだろう。盆踊りや花火大会を描いたのでずいぶんにぎやかな絵になったけれど、気に入って下さるといいな…。白寿園のおじいちゃんやおばあちゃんたち、気に入って下さるかなあ?といつもの心配性が始まった。でも、今夜だけはホッとしていたい。

明日からはハワイの童話集の制作に入る。大変そうだけど、すごく楽しみ。ハワイの風景のように思いきり透明で突き抜けるような色彩で描きたいなと思う。今、ハワイ在住の作家、白籏さんが来日中だというのに、とうとう予定が折り合わず、上京出来なくてすごく残念だった。楽しみは次回に。その分、全力で絵を描きます、と心に誓った。

昨日、5日は朝5時起きで松江に行った。仕事だったのだけれど、終わったのが夕方5時半。それから待ち合わせをして、こっころでお世話になった黒田さん、そして食育推進プロジェクトの主幹の岩谷さんと女同士3人の食事会をした。帰りの列車までそう時間がないので慌ただしい食事会ではあったけれど、女同士は会って話すだけでも楽しいもの。あっという間に時間が来てしまい、心残りでもあった。帰りの列車は90度の角度の椅子で、背中がメリメリと悲鳴を上げた。昔はこの90度が気にならなかったのに。身体を鍛えなくちゃダメかもしれない、そろそろ。

夕方、葉っぱが綺麗に紅葉したこんぺいとうの花を踏まないように気をつけながら裏山のお墓へ行くと、山桜の花がいい具合に紅葉していた。山桜の隣の、やはり野生のナラの木からどんぐりがパサッ、といい音を立てて落ちてくる。とにかくいい感じ。家の庭木は手入をしないといけないけれど、山では何もしなくても、色んな木が生き生きと育っている。自然の力ってやはり凄い。
これでどんぐりを食べにくるリスなんていたら最高なんだけど。来ないかなあ?最近はタヌキの姿を見かけないけれど、何処に行ったんだろう?帰っておいでね、タヌキちゃん。