最後の取材場所は、水族館アクアス周辺。実は、絵の中に○○センターとか、○○ミュージアムとか、いわゆる施設を描くのはニガテで、それは私の絵に、大きな制約となってしまう事が多いからだ。でも、アクアスは、サメの形の屋根が面白いし、海からつながっているネッシーのような橋がチャーミングで大好き。アクアスの後方の公園から眺める波子(はし)の海は、その日もまた海と空の境界線が分かりにくい。いつものブルーグレイの色で静かに輝いていた。ぼんやりかすんだ境界線に夕日が沈む。あぁ、きれいなこと…。

海水浴なんて20年以上行った事がないけれど、波子海岸の眺めはちっとも変わっていない。

何となく、ごく自然に楽しい物語が思い浮かびそうな予感がする…。

江津市の消防の出初め式の資料をお借り出来ないかと、消防署にも行った。
少々ドキドキしながら中に入ると、所長さんはじめ数人の方が、とても気さくに応じて下さった。
パソコンに入力してあった出初め式の写真をいっぱいプリントアウトして下さって嬉しかった。そして、出初め式以外の江津周辺の写真も見せてもらった。
『こうして改めて見てみると、この辺って、いいところですよねぇ』
『そうだよ!ホントにいいところなんだよねぇ〜』とみなさん。

こんなに一杯協力してもらって、いい絵が描けなかったらどうしよ〜。