体力ないなぁ〜。
カレンダーの絵を描き終えた後、ドドドと疲れが出てしまった。
早く取りかからなくてはならない仕事があっても、身体が動かない、脳が動かず。

で、こんな時は気分転換するのがいいけれど、仕事が気になるまま旅行でもすれば益々ストレスがたまるし、そうだ!部屋の模様替えをしようと思い立った。が、結局、7年間使った部屋の間仕切り用のついたてにお別れをして、新しく木製の飾り棚を買ったにとどまった。飾り棚に何かを意識的に飾るというのはなかなか難しいなと思いながら部屋を見回すと水森亜土さんの可愛いランチボックスが目に入った。これは、中学生の時、4歳年上で本当のお姉さんみたいに慕っていた人が私に買ってくれたものだ。当時、いえ、今も水森亜土さんのイラストは大好きだ。大学生の時にこれを持って歩いていたら写真を撮られて『赤いベストにデニムのスカート。可愛いランチボックス持ってどこ行くの?』というコメントがついて渋谷のパルコに写真が飾られたという輝かしい?歴史有り。でも、当時まんまるに太っていて、その写真が嫌で嫌で棚に隠していたら、それを父が見つけて、この写真はなんだ?と。『やだやだ!こんな不細工な写真!』と言って父からそれを取り上げたら、『そういうけど、今のメグより可愛いよ』とグサグサグサっと脳天グサリの父の言葉。時々、親って残酷なものなのだ。ランチボックスひとつで、思う出すことがこんなにある、と思いながらさらに部屋の中を物色すると、小学校の修学旅行で九州に行った時に買った小物入れまであった。物持ちがいいのにもほどがない?と呆れもした。(写真左が水森亜土のランチボックス。右が修学旅行で買った小物入れ)

所沢の智ちゃんに『部屋の模様替えをしたのよ』と報告すると『たぶん、ついたてを買い替えたくらいでしょ?』と言うのでびっくり!『どうしてわかるの』と聞くと『何年付き合っていると思うの?メグさんのやることはだいたい想像がつくわよ』だって!そういえば、智ちゃんは、私が買い物したものの値段もピッタリ言い当てることが多いのだ。『メグさんはある時はお金持ち、ある時は貧乏になったりするけど、20年も付き合っているんだもの。メグさんの金銭感覚くらい分かるわよ』って。すごいなぁ〜。

ここのところ、同級生や友達の訪問が相次いでいる。長いおつきあいの人ばかり。
生きてきた証は目に見えるものではなくて、そんなひと時の中に、そんな友達の言葉の中に、思い出の品の中にそっと仕舞われているものなのだろう。みんな生きてきたのね、私も生きてきましたとつぶやく。

幸福感に包まれた夜が静かに明けてきた。
明日からまた絵を描こう!