畑の記念樹の桜がだいぶん大きくなり、今年も勢いを増して咲き始めた。
『畑に行ってごらん、かわいいよ』と言う母は庭の敷石を直す願いを叶えた。石はまだ新しく、どうも浮いて見えるけど、後三年もすれば落ち着いてくるそうだ。庭の入り口にねむの木が新入り。

父が生きていたら、ほう、また和子が思うようにしてしもうたかいな、と言いながらニコニコして庭を歩いたことだろう。母の電光石火の思いつきと行動には父は苦労しただろうなと思いながら、母の張り切りようを見ていると、いつのまにか私も嬉しい気分になっているから不思議〜。

23日は松江で一泊した。
特急列車で行くことにした。が、特急列車と言ったって、二両編成。前の車両が自由席。後部車両が指定席だ。自由席か指定席か悩みながら、自由席にしたところ結構満席に近くてびっくり!考えれば二両編成の特急でさえ空席が目立てばこれはオオゴトだ。

目的は『ことのは大賞』の表彰式。子育て応援事業のひとつで、家族との生活の中で思い浮かんだ言葉を募集したもの。7000点近い応募作の中から40数点の入選作。その中の大賞作品や知事賞の表彰式が行われた。私はその入選作の一点一点に挿絵を描いていて、今もその創作中というわけで。

さすがに大賞作品は絵がすぐに思い浮かんだ。日頃の生活からポンと口から飛び出た言葉って、なんて新鮮なんだろう。素直に家族っていいなと思えてくる。
それと、これだけ短い言葉のひとつひとつに絵をイメージして描くというのは
考えてみると余りなかったことで、描き始めると面白くていつのまにか夢中になっている。言葉の解釈は案外難しいし、文字の位置や挿絵の大きさなどこれからの修正だけれど、後日機会を作って他の入選作もこのホームページで紹介したいと思う。

夜は少子対策室の室長さん、黒田さん、山口さんが異動になり、『佐々木さんも僕たち対策室の一員だと思っていますので』と言って送別会に誘って下さったので、喜んで参加させて頂いた。
楽しい雰囲気の職場、チームワークのいい職場という印象があり、特に黒田さんは仕事が趣味で、仕事をすればするほど元気になるという特異体質?の人であり、とても仲良しになった。新聞社の加藤さんも前日東京への出張だったにも拘らず合流してくださり、賑やかな宴となったけれど、今ひとつ元気が出ない私がいた。この仕事はまだまだ続くし、もちろん再び一緒に仕事をする機会があると思うけれど、深夜にわたってああでもないこうでもないと話し合ってきただけに、やはり淋しい。でも、お互いに待った無し。いい仕事をしましょうと誓った。

帰りは強風で特急列車がストップ。とうとう動かず特急料金を返してもらった。
嵐女というか学生時代何度特急料金を返してもらったことか。またか…と思いながら2時間遅れで帰路についた。